実績
1.心臓カテーテル検査・治療(CAG/PCI/EVT)実績

虚血性心疾患に対するカテーテル治療は近年増加していましたが、2020年はコロナ渦に伴い約10%減となっています。しかしながら毎月40例以上の数をこなしてきました。
急性心筋梗塞に対する緊急治療は24時間体制で循環器内科専門医が対応しIMPELAという新しい補助循環の施設認定を取得しています。また、石灰化病変に対する治療(ロータブレーター、ダイヤモンドバック)や、偏心生のプラークを切削するDCA(方向性冠動脈切除)を導入し、慢性完全閉塞病変にも積極的に取り組んでいます。入院日数も1泊2日が可能となり日帰りPCIにも対応しています。
急性心筋梗塞に対する緊急治療は24時間体制で循環器内科専門医が対応しIMPELAという新しい補助循環の施設認定を取得しています。また、石灰化病変に対する治療(ロータブレーター、ダイヤモンドバック)や、偏心生のプラークを切削するDCA(方向性冠動脈切除)を導入し、慢性完全閉塞病変にも積極的に取り組んでいます。入院日数も1泊2日が可能となり日帰りPCIにも対応しています。
カテーテル治療(EVT)実績

末梢動脈疾患(下肢閉塞性動脈硬化症)という、足の血管に動脈硬化が起きて血流低下から間歇性跛行を来たします。進行すると下肢の壊死をおこし最悪の場合は足を切断しなければならなくなる病気が日本でも増加しています。当院では、伊元先生を中心に以前よりカテーテルを用いた積極的な血管内治療(EVT)を行ってきました。2020年より九州大学病院の形成外科とも提携して下肢救済・難治性創傷外来を開始し血管内治療のみならず下肢創傷治癒も行っています。下肢の冷感、しびれ、疼痛、或いは歩行時の下肢の症状があるかたのみならず下肢の傷で困っている方はご相談ください。
2.不整脈治療実績
※年集計(1月‐12月)
EPS (電気生理 学的検査) |
PSVT (発作性 上室性頻拍症) |
AFL (心房粗動) |
VT/VPC (心室頻拍/ 心室性期外収縮) |
AT (心房頻拍) |
af (心房細動) |
その他 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2012年 | 26 | 19 | 5 | 6 | 2 | 3 | - |
2013年 | 15 | 19 | 7 | 7 | 0 | 9 | - |
2014年 | 11 | 26 | 11 | 8 | 4 | 9 | 1 |
2015年 | 4 | 20 | 6 | 5 | 5 | 22 | - |
2016年 | 5 | 19 | 7 | 6 | 5 | 48 | 0 |
2017年 | 5 | 21 | 11 | 9 | 3 | 51 | 0 |
2018年 | 1 | 22 | 10 | 7 | 2 | 85 | 0 |
2019年 | 3 | 23 | 6 | 5 | 2 | 87 | 0 |
2020年 | 2 | 18 | 6 | 11 | 7 | 84 | 0 |
2021年 | 4 | 29 | 8 | 10 | 9 | 73 | 0 |
ESP&Ablation実績

3.ペースメーカー
年集計(1月‐12月)
ペースメーカー (新規) |
ペースメーカー (交換) |
植え込み型 除細動器(ICD) |
植え込み型 除細動器(ICD交換) |
|
---|---|---|---|---|
2012年 | 50 | 18 | 8 | - |
2013年 | 40 | 17 | 8 | 4 |
2014年 | 43 | 17 | 5 | 3 |
2015年 | 37 | 14 | 6 | 2 |
2016年 | 35 | 11 | 6 | 3 |
2017年 | 48 | 13 | 7 | 5 |
2018年 | 56 | 16 | 3 | 0 |
2019年 | 47 | 15 | 3 | 0 |
2020年 | 39 | 21 | 4 | 1 |
2021年 | 61 | 14 | 3 | 1 |
心臓再同期 療法(CRT-P) |
心臓再同期 療法(CRT-P交換) |
除細動器付 心臓再同期療法 (CRT-D) |
除細動器付 心臓再同期療法 (CRT-D交換) |
その他 | |
---|---|---|---|---|---|
2012年 | 1 | - | 1 | - | - |
2013年 | 1 | - | 4 | 2 | - |
2014年 | 1 | - | 2 | 1 | 1 |
2015年 | 2 | - | 1 | 5 | - |
2016年 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 |
2017年 | 3 | 0 | 3 | 0 | 1 |
2018年 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 |
2019年 | 5 | 0 | 7 | 2 | 1 |
2020年 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 |
2021年 | 1 | 2 | 5 | 2 | 3 |
ペースメーカー等実績

4.画像診断
心臓CT
心臓MRI
320列CTを駆使し冠動脈の低侵襲な評価を行っておりコロナ渦が影響したものの2,000例を越える症例数です。造影剤量や被爆量も少ないのが特徴です。来院日に撮像のみでなく結果説明まで1日で完結します。
MRIは心筋症の診断や虚血・心筋バイアビリティーの診断のため薬剤負荷MRIを行い症例数は増加しています。読影は全て当院の後藤先生が担当しており、アミロイドーシス、サルコイドーシスなどの心筋症の診断に大きく寄与しています。
MRIは心筋症の診断や虚血・心筋バイアビリティーの診断のため薬剤負荷MRIを行い症例数は増加しています。読影は全て当院の後藤先生が担当しており、アミロイドーシス、サルコイドーシスなどの心筋症の診断に大きく寄与しています。