院長あいさつ・理念
次代の医療を見つめた新しいステージの幕開けです。
此度、社会医療法人財団池友会福岡和白病院院長に就任することとなりました。本院はこれまで患者さまの立場に立って、救急医療を中心に24時間365日、断らない医療を実践してまいりました。また同時に、先進的な医療に取り組んでまいりました。従来の治療法に加え、脳梗塞症例に対する経カテーテル的血栓除去術、覚醒下脳手術、経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)、経カテーテル的左心耳閉鎖術(WATCHMAN®)、経カテーテル的僧帽弁接合不全修復術(MitraClip®)等々で、いずれも手術侵襲は少なく患者さまにとっては福音となっています。
2021年4月から地域がん診療連携拠点病院に指定され、がんに対する治療症例も増加の一途をたどっています。2021年秋頃に導入した手術支援ロボット(Da Vinci)も前立腺がん、腎がん、肺がん、消化器がんと適応が広がり症例数も増加しています。
地域の基幹病院として果たすべき役割、そして責任が益々大きくなっていると感じております。
病院一丸となって病む人のために力を尽くす所存ですので、何卒よろしくご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。
院長略歴
昭和50年 3月 | 九州大学医学部卒業 |
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昭和50年 6月 | 九州大学医学部附属病院 心臓外科入局 |
昭和57年 6月 | 国立療養所福岡東病院 医師(外科) |
昭和58年 4月 | 松山赤十字病院 医師(心臓血管外科) |
昭和62年 10月 | アメリカ合衆国 クリーブランドクリニック研究所へ留学 |
平成5年 8月 | 国立中央病院 心臓血管外科医長 |
平成6年 6月 | 九州大学医学部附属心臓血管研究施設助教授 |
平成13年 4月 | 北九州市立医療センター 心臓血管外科部長 |
平成16年 4月 | 九州医療センター 心臓血管外科医長・循環器センター長 |
平成17年 4月 | 九州大学大学院医学研究所教授(循環器外科学) |
平成20年 4月 | 九州大学病院 副病院長 |
平成27年 4月 | 福岡和白病院 院長 |
平成30年 4月 | 社会医療法人財団池友会 理事長(兼任) |
令和3年 4月 | 福岡和白病院 総院長 |
令和5年 4月 | 福岡和白病院 院長(至現在) |
基本理念・基本方針
基本理念
手には技術、頭には知識、患者様には愛を
基本方針
- 高度医療
学問的に高い水準の医療を提供します。そのために必要な施設・設備の整備拡充に努めます。 - チーム医療
患者さまの目線に立った安全で安心できるチーム医療を提供すべく、急性期医療から、早期リハビリ、退院支援までニーズに沿った医療を提供します。 - 地域医療
いつでもだれでも安心して利用できる、救急医療に重点を置いた地域の中核病院を目指し、地域の医療施設・福祉施設と密接な連携を推進します。