院長あいさつ・理念

次代の医療を見つめた新しいステージの幕開けです。
福岡和白病院は1987年7月に開院以来、30年以上にわたり地域の中核病院として、一貫して24時間365日の救命救急に対応し、高度先進医療の充実を図るとともに、「患者様とともに生きる」チーム医療体制作りに取り組んでまいりました。
2010年4月からは社会医療法人財団に認定され、公益性の高い民間病院として社会的責任を負って、患者さまのために安全で質の高い医療を提供する努力を重ねてまいりました。2011年には心臓や脳などの血管の病気に携わる診療科が一つのチームとして診療にあたるように、「心臓・脳・血管センター(HNVC)」を開設しました。また、2012年には厚生労働省より「DPCⅡ群病院(大学病院本院に準ずる機能を有する病院)」の指定を受けました。2015年に外来化学療法センターを開設し、2021年には地域がん診療連携拠点病院の認定を受け、総合病院として、がんの治療も積極的に行ってまいります。
当院の特徴としては100名近くのリハビリテーション専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)を擁しており、入院患者さまへの積極的なリハビリテーションにより、早期に退院していただける環境作りに努めております。これからも患者さまへ最高の医療を提供するために、地域医療連携に重点を置き、スタッフ一同で患者様とともに歩んでいく明るい病院を目指します。

院長略歴
昭和55年 6月 | 九州大学医学部附属病院医員(研修医)(心臓外科) |
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昭和57年 1月 | 福岡市立こども病院 |
昭和57年 4月 | 九州大学医学部附属病院医員(研修医)(心臓外科) |
昭和57年 7月 | 九州厚生年金病院 |
昭和58年 7月 | 九州大学医学部附属病院医員(心臓外科) |
昭和61年 7月 | 九州大学医学部附属病院助手 |
平成元年 10月 | ベルギー国ルーバンカトリック大学へ留学 |
平成3年 10月 | 九州大学医学部附属病院助手(心臓外科)復職 |
平成4年 6月 | 九州大学医学部付属心臓血管研究施設助手に配置換 |
平成5年 10月 | 九州大学医学部附属病院助手(医学部講師併任) |
平成6年 7月 | 九州大学医学部附属病院講師に昇任(心臓外科) |
平成8年 5月 | 福岡市立こども病院心臓血管外科医長 |
平成10年 4月 | 九州大学医学部附属病院講師(心臓外科) |
平成17年 8月 | 九州大学大学院医学研究院助教授(循環器外科) |
平成18年 5月 | 横浜市立大学大学院医学研究科外科治療学教授 |
平成28年 4月 | 横浜市立大学付属市民総合医療センター副院長(兼任) |
平成30年 4月 | 横浜市立大学医学部長 横浜市立大学付属市民総合医療センター外科総長(兼任) |
令和3年 4月 | 福岡和白病院院長(至現在) |
基本理念・基本方針
基本理念
手には技術、頭には知識、患者様には愛を
基本方針
- 高度医療
学問的に高い水準の医療を提供します。そのために必要な施設・設備の整備拡充に努めます。 - チーム医療
患者さまの目線に立った安全で安心できるチーム医療を提供すべく、急性期医療から、早期リハビリ、退院支援までニーズに沿った医療を提供します。 - 地域医療
いつでもだれでも安心して利用できる、救急医療に重点を置いた地域の中核病院を目指し、地域の医療施設・福祉施設と密接な連携を推進します。
