虚血性心臓病（狭心症）
歩行時、階段を上ると胸があおる、違和感がある、痛い、締めつけられるといった症状がある場合、或いは症状が無くても、心臓を栄養する血管（冠動脈）の狭窄が高度で且つ血液不足のサインが得られたとき、薬物療法で上手く行かないときはPCI（経皮的冠動脈形成術）を行います。
PCI（経皮的冠動脈形成術）は、手首・ひじ・足のつけねのいずれかに局所麻酔をし、同部位よりカテーテルを挿入。血管の内側にステント（金属の筒）を入れ補強を行う治療を行なっております。
ステント留置後は3ヶ月〜12ヶ月血液をさらさらにする薬（抗血小板剤）を2剤飲んで頂きます。期間については患者さまの病状に応じて変わります。
PCI（経皮的冠動脈形成術）は、手首・ひじ・足のつけねのいずれかに局所麻酔をし、同部位よりカテーテルを挿入。血管の内側にステント（金属の筒）を入れ補強を行う治療を行なっております。
ステント留置後は3ヶ月〜12ヶ月血液をさらさらにする薬（抗血小板剤）を2剤飲んで頂きます。期間については患者さまの病状に応じて変わります。
血管の狭いところにしぼんだ風船とステントを入れます。
次に風船を広げて血管の狭かったところを押し広げます。
その後風船をしぼめて取り出します。ステントは広がったまま残ります。
当院の特色
動脈硬化を削り取る方向性粥腫（じゅくしゅ）切除術（DCA）やカルシウムを切除する方法（ロータブレーター，OAS（オービタルアテレクトミーシステム））を行なっています。
ロータブレーター
ダイヤモンドバック
DCA
- 先端にダイヤモンドのついた高速回転ドリルで、カルシウムを削る。
- 先端から6.5㎜のところにダイヤモンドで構成された部分があり、高速回転を行い、カルシウムを削ることができます。
- 冠動脈のプラークを鉋（かんな）のように削り取るデバイスです。DCAは血管の中を直接カッターで削る手法です。
慢性完全閉塞病変に対しても逆行性アプローチなどを駆使し積極的に取り組み90％の成功率を維持しています。
治療前
治療後
