乳腺外科
早期発見・早期治療が
治る確率を変える
私たちは、ひとりひとりに最適な治療方法を提案します。がん治療に不安はつきものです。不明な点はなんでもご相談ください。
日本人女性の乳癌が増加を続けています。罹患率では大腸癌を抜いて1位、30歳から65歳の年齢層では死亡率でも1位です。
福岡和白病院は平成17年5月に、日本乳癌学会専門医制度の認定施設に指定されました。福岡和白病院乳腺チームは、今後ますます早期発見・早期治療に力を入れたいと思います。
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乳腺外科部長
西山 康之
にしやま やすゆき
出身大学 熊本大学卒 資格 日本外科学会専門医、日本乳癌学会指導医、日本乳癌学会専門医、臨床遺伝専門医、日本遺伝性腫瘍専門医、遺伝性腫瘍コーディネーター、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、認定がん・生殖医療ナビゲーター、検診マンモグラフィ読影認定医師(日本乳がん検診精度管理中央機構)、乳房再建用エキスパンダー実施医師、がんのリハビリテーション研修修了、緩和ケア研修修了 所属学会 日本外科学会、日本乳癌学会、日本癌学会、日本癌治療学会、日本臨床外科学会、日本人類遺伝学会、日本遺伝性腫瘍学会、日本HBOCコンソーシアム、日本オンコプラスティックサージャリ―学会、日本がん・生殖医療学会、日本乳癌検診学会 コメント 乳がんの治療方法は、手術、薬物療法、放射線療法と多岐にわたります。また、治療の組み合わせや順番は、病状(がんのステージ・がん細胞の性質・それぞれの体調や取りまく環境)によって大きく変わってきます。私たちは、ひとりひとりに最適な治療方法を提案します。がん治療に不安はつきものです。不明な点はなんでもご相談ください。 -
乳腺外科医長
末田 愛子
すえた あいこ
出身大学 熊本大学卒 資格 日本外科学会専門医
日本乳癌学会専門医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本遺伝性腫瘍専門医
検診マンモグラフィ読影認定医師(日本乳がん検診精度管理中央機構)
乳房再建用エキスパンダー実施医師
緩和ケア研修修了
リンパ浮腫研修修了所属学会 日本外科学会
日本乳癌学会
日本癌治療学会
日本遺伝性腫瘍学会
日本オンコプラスティックサージャリー学会コメント 乳癌は年々増え続けていますが、早期診断と治療薬の進歩により生存率は改善しています。患者さまの立場にたって考え、現時点での最善の治療である「標準治療」を行えるよう心掛けて診療を行なっています。些細な事でも、受診することで不安が解消されることもありますので、何でもお気軽にご相談ください。
ひとりひとりに、それぞれの治療を
当科は乳がんを中心に診療を行なっています。
乳がんといっても、ひとくくりにすることはできません。人に多様性があるように乳がんにも個性があります。ある人に効果があった治療方法が、他の人に効果があるとは限らないのです。乳がんの個性に合わせた治療方法を「個別化治療」「プレシジョン・メディシン」と言います。
一方、受診される患者さまを取り巻く環境もさまざまです。仕事をしている方、子育て中の方、ひとりでお住まいの方、その他の病気をかかえている方など、ひとりひとりにそれぞれの事情があります。
私たちはその人の乳がんの性質、その人の置かれた状況に応じて、最適と思われる治療方法を提案します。私たちは他職種と積極的に連携を取ります。そして利用できる社会制度の提案、他施設との連携、在宅療養まで幅広く対応します。
乳がん治療中に急に具合が悪くなったときはどうすればよいのでしょうか。当院はがん診療連携拠点病院であり、救急指定病院です。365日、24時間対応が可能です。
乳がん治療は急速に発展しています。「乳がん」に対する新しい知見は日本、さらには世界中から報告が相次いでいます。今後はさらに個別化治療が進むことでしょう。当院はひとりひとりに最適な治療を提案します。
当診療に関わるリハビリテーション