社会医療法人財団 池友会 福岡和白病院
Fukuoka Wajiro Hospital

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社会医療法人財団 池友会 福岡和白病院
Fukuoka Wajiro Hospital

診療科・センター

人工透析センター

~急性期病院の中で急性血液浄化から慢性維持透析まで幅広い病態に対応~

透析室では腎不全の治療として、主に血液透析(HD・OHDF)、腹膜透析を行っています。

  • 腎臓内科医長

    松枝 修明

    まつえだ しゅうめい

    出身大学 佐賀大学卒
    資格 日本内科学会総合内科専門医
    日本腎臓学会腎臓専門医
    日本透析医学会透析専門医
    コメント 患者様と、そのご家族の目線に立って笑顔で診療を行います。時代とともに腎臓病の治療法も多種多様となってきておりますが、常に最新の知見を取り入れ患者様が最善の選択ができるよう一緒に考えていきます。

患者数(2023.4現在)

  • 総数:134名
  • 午前透析:95名    
  • 午後透析:39名

スタッフ数(2023.4現在)

  • 看護師   :9名(内 パート1名)
  • 臨床工学技士:37名(透析担当10~16名/日)
  • クラーク  :1名

人工透析センター

稼働日について

当センターは、月曜から土曜の週6日間稼働しております。殆どの患者さまの血液透析スケジュールは、「月・水・金」と「火・木・土」の大きく2つのグループに分けられます。ベッド数は現在57床にて約150名の患者さまに血液透析を行っています。

送迎サービス・臨時透析

お一人での通院が困難な患者様には、午前中の透析に限りお車での送迎サービスも行っています。 お住まいの地域によって曜日・時間など調整がありますのでご相談下さい。

透析スケジュール

 
  月・水・金 火・木・土 開始時間 送迎利用
午前透析 8時10分~10時
午後透析 × 14時~17時 ×
夜間透析 × ×

出張や旅行などの臨時透析も行っております。ベッドの空き状況などでお受けできない場合もありますので、事前にお問い合わせ下さい。

【お問い合わせ】 福岡和白病院
TEL:092-608-0001(代)   人工透析センター 担当:梅尾、池永

血液透析を受けられる方へ(透析患者さまの1日の流れ)

今後、血液透析導入となる方は透析中の流れや、透析中の過ごし方に不安をもっている方もおられると思います。実際に血液透析導入となれば、週に2回~3回は通院することになります。ここでは、一例として当院での午前透析の1日の流れを説明しています。イメージしていただくことで不安が軽減でき、今後の透析ライフの参考にしていただければ幸いです。
※実際には各人によって違いがありますのでご了承ください。

【7:30】来院・着替え

更衣室で透析用着衣(パジャマ及び楽な服装)に着替えます。できるだけ毎回同じ服装で、着衣の重さを自宅にて測ってきてください。
来院時間は当院の送迎を利用される方、自分で来院される方によって異なります。体重測定、透析開始の時間は固定制です。目安となる時間をお知らせします。体重測定までに、体温測定をしてもらい、待合スペースまたは外来待合所などでお待ちいただきます。

【8:10】 入室・体重測定

体重測定を行い、指定のベットに休んでいただいて穿刺の順番を待ちます。体重測定した結果は、透析管理システムに入力され管理していきます。入室時間は1便目が8時10分・2便目が8時50分です。午後透析の場合の入室時間は14時30分からです。最終でも18時までには入室してもらいます。また、透析前に心電図・胸写・採血(月1回)、心エコー・腹部CT(年1回)の検査があります。

【8:15】透析開始

順番が来たら血圧測定を行い、シャント音を聴取します。 特に問題がなければ穿刺を行い、透析を開始します。

  • 透析時間は個人で違いますが、おおむね4時間から5時間です。透析中は、定期的(30分~60分に1回)に血圧測定、穿刺部位・監視装置の状態をチェックし患者の状態観察をします。気分不良・体の異常症状・不安感などがありましたら直ちに訴えてください。
  • 各ベッドにテレビが設置しており、無料で見ることができます。但し音声はイヤホン又はヘッドホンで聞くようになっています。(イヤホンは持参して下さい。)その他に、ラジオや本を持参されても結構です。
  • 透析中に便意・尿意があれば透析を中断してトイレに行くこともできます。※その時の状態や血圧によって行けないこともあります。

【12:15】透析終了

透析終了時間になると血液を体内に返血し、針を抜き、止血、シャント音を聴取します。※止血には5~10分程度の時間を要します。

止血終了後は体重測定を行い、透析前と後で体重を比較します。 特に問題がなければ、透析は終了です。退室時は状態や血圧を見ながらスタッフ付添いのもと、徒歩または車いすにて退室します。

【12:30 】着替え・昼食(希望者のみ)

更衣室で着替えを済ませます。食事をされる方は食事スペースにて、ゆっくり召し上がってください。また、他の患者との情報交換の場として利用されても結構です。

帰宅

長時間、お疲れ様でした。着替え・食事が終わられた方から帰宅されます。当院の送迎を利用される方は、出発時間まで透析室および院内(外来)の待合室などでお待ちいただきます。

これが当院での『透析患者さまの1日の流れ』です。帰宅後、気分不良や異常がみられた際は遠慮せずに連絡ください。または、救急外来を受診されてください。

使用機器・システム紹介

  メーカー 形式 台数
RO装置 ニプロ(株) WRO 1
多人数用透析液供給装置
(セントラル)
ニプロ(株) NCS-W 1
A液溶解装置 ニプロ(株) NPS-AW 1
B液溶解装置 ニプロ(株) NPS-BW 1
透析用監視装置(コンソール) ニプロ(株) NCU-8 32
NCV-1 4
NCV-2 6
NCV-3 19
個人用透析装置 ニプロ(株) NCU-12 4
NCV-11 1
東レ・メディカル(株) TR-3300S 1
個人透析用RO装置 三菱ケミカルアクア・ソリューションズ MRE-NFX 2
透析情報管理システム ニプロ(株) DiaCom iP