社会医療法人財団 池友会 福岡和白病院
Fukuoka Wajiro Hospital

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社会医療法人財団 池友会 福岡和白病院
Fukuoka Wajiro Hospital

診療科・センター

放射線診断・治療センター

高性能の機器を取り揃え正確かつ迅速に検査や治療を行います。
高度の技術や機器性能が要求される特殊な検査や治療にも広く対応します。

救急疾患やがんをはじめ多種多様の疾患に対して高水準かつ迅速な検査や治療を安全に行えるよう、高性能の医療機器を取り揃え、またスタッフのスキル向上にも努めています。隣接する福岡和白PET画像診断クリニックともデータベースやレポーティングシステムを共有し、総合的な画像診断が可能な環境を構築しています。
頻度の高い画像検査については高性能の装置を複数有し、また24時間365日常に複数の放射線技師を配置することで「時間外」と呼ばれる休日や深夜、早朝においても必要な検査は躊躇無く迅速に行います。当センターでは各種検査や治療を救急疾患は当然として、がんや一般的な疾患、2次検診・精密検査なども含めて迅速かつ正確に行うことで、患者さまの受診から診断、治療までを最速で完遂できるように尽力しています。

最先端の医療機器

最近の機器導入実績
2022年 ハイブリッド手術室 血管造影システム更新
2021年 PET-CT
回診用X線撮影装置
2019年 3TMRI(バージョンアップ)
1.5TMRI
血管撮影装置
2018年 マンモグラフィ撮影装置
2017年 放射線治療装置
血管撮影装置
2016年 320列CT

マルチスライスCT 2台(320列、80列)

Aquilion ONE

現代の医療を行う上で欠かせない装置です。装置の技術革新も目覚ましく日々進化しています。当院では最先端レベルの機器を2台を有し、高精度の画像を迅速に提供し、治療につなげます。

320列 Aquilion ONE(Canon Medical社製)
80列 Aquilion PRIME(Canon Medical社製)
CTについて

MRI(磁気共鳴画像) 3台(3テスラ1台、1.5テスラ2台)

MAGNETOM Skyra fit

MRIとはMagnetic Resonance Imagingの略で体内の水(プロトン)を利用して画像化するものです。特徴として磁石を利用して検査するため放射線被曝がありません。当院ではいずれも高性能の機器を3台保有していることで、必要な検査を速く高精度に行うことが可能です。救急疾患以外の場合でも予約待ち期間を極力ゼロに近づけ、早期診断・早期治療に繋げています。

3テスラMRI MAGNETOM Skyra fit(シーメンス) 2019年バージョンアップ
1.5テスラMRI EXCELART Vantage(キャノン) 2019年導入
OPTIMA(GE)
MRIについて

PET-CT 2台(福岡和白PET画像診断クリニック)

Discovery MI.x

PET検査は癌の早期発見の他にも、転移・再発の有無や活動性を調べることができ、治療方針の決定に大きな力を発揮します。今日では癌の診療に不可欠なものとなっていますが、大がかりな設備を必要とするため保有している施設はまだ限られています。

当院では同一敷地内に福岡和白PET画像診断クリニックとしてPET施設を備えており、他院へのPET検査受診は必要ありません。必要な場合はスムーズに検査を受けて頂くことが可能です。2021年には半導体を用いた高性能のPET-CT装置を新たに導入しました。高性能の2台が揃いこれまで以上に正確な癌の診断が可能です。また、装置の高性能化に伴い、撮影時間の短縮や放射線被曝の低減にもつながっています。

PET-CT Discovery MI.x(GE) 2021年導入
Discovery IQ.x(GE) 2016年導入、2021年バージョンアップ
PET-CTについて 福岡和白PET画像診断クリニック

ガンマカメラ(SPECT装置) 1台

Symbia Evo

当院に導入されている撮影装置は全身さまざまな用途に対応できる汎用型のSPECT装置です。ワークステーションにてさまざまな臓器の機能解析やCTやMRI等とのフュージョン(融合)画像作成が可能です。

ガンマカメラ Symbia Evo(SIEMENS社製)
ガンマカメラについて

DSA(デジタル・サプトラクション・アンギオグラフィー)

(上)Artis Q BA Twin (下)Trinias B8

DSAとは全身のあらゆる部位の血管を造影剤を用いることにより高精度に撮影、評価することができる装置です。カテーテルを用いた血管の検査や治療に用います。主な対象疾患は脳血管疾患・虚血性心疾患・外傷性出血などです。緊急性の高い疾患に多く用いられるのも特徴です。緊急の場合に装置が使用中ですぐに治療ができないという状況を極力回避できるように、高性能の装置を4台設置しています。

DSA Artis zee floor PURE(シーメンス)
Trinias B8(島津製作所)
Artis Q BA Twin(シーメンス)
Alphenix Hybrid+(キヤノンメディカルシステムズ)
治療・画像について

ハイブリッド手術室

手術室としての機能と血管造影室としての機能を高度に両立したハイブリッド手術室を平成26年4月より稼働、令和4年11月に装置更新しています。

主に胸部・腹部大動脈瘤に対するカテーテルを用いたステントグラフト治療、カテーテル治療による大動脈弁置換術(TAVI)、経皮的左心耳閉鎖術(Watchman®)、経皮的僧帽弁接合不全修復術(MitraClip®)などを中心に利用しています。ハイブリッド手術室の稼働により安全かつ高精度に血管構造把握しながらの手術治療が可能となり、高度の技術を要する特殊な治療をより安全に行うことが可能になりました。

治療・画像について

乳腺撮影装置 マンモグラフィ

Pristina-3D

乳房専用の撮影装置です。触っても判らないような早期の小さな乳がんや、しこり(腫瘤)を作らない乳がんを発見することができます。当院装置ではトモシンセシス(3Dマンモグラフィ)も追加で行うことができます。従来のマンモグラフィでは、病変と周囲の組織が重なり病変が見えにくくなる欠点がありましたが、トモシンセシスでは、細かく画像の確認ができ重なりが少ない画像を得ることが可能なため、病変の抽出能が向上します。被ばく量に関しましても、極端に増えることなく行えます。検査時間は10分から15分程度(従来の半分)です。

乳房疾患に対する画像診断

リニアック(放射線治療装置 治療計画CT同室)

平成29年1月より新規放射線治療装置稼働。

新治療装置では、IMRT(強度変調放射線治療)、IGRT(画像誘導放射線治療)、SBRT(体幹部定位放射線治療)など高精度放射線治療が可能となり、副作用・正常組織への影響が少ないより効果的な治療が可能となりました。

放射線治療(リニアック)

ガンマナイフ

ガンマナイフPERFEXIONは、従来の脳外科治療では手術困難な脳深部の腫瘍や脳動静脈奇形の治療に効果を発揮するものです。当院には1995年に九州で初めてガンマナイフが導入され、治療総実績は8,500件を超えています(2020年12月末)。

ガンマナイフセンター

その他の装置

機器
  • 骨密度測定装置
  • X線TV-DR装置
  • 一般X線撮影装置
  • X線ポータブル撮影装置
  • 画像処理3Dワークステーション 4台

組織図

在籍スタッフ 放射線科専門医 6名(内 診断専門医5名、治療専門医1名)
診療放射線技師 33名
クラーク 5名

施設認定・保有資格

施設認定

  • 日本医学放射線学会放射線科専門医修練機関
  • 日本核医学会専門医教育病院

保有資格

医師
放射線科専門医 6名
(内 放射線診断専門医) (5名)
(内 放射線治療専門医) (1名)
その他の資格
IVR専門医 1名
核医学専門医 3名
日本核医学会PET核医学認定医 4名
検診マンモグラフィ読影認定医師 1名
医学博士 3名
診療放射線技師
放射線治療専門放射線技師 1名
X線CT認定技師 1名
マンモグラフィー認定技師 2名
第一種放射線取扱主任者 3名
第一種放射線取扱主任者取得見込み 2名
医学物理士 1名
放射線治療品質管理士 1名
放射線機器管理士 3名
臨床実習指導教員 4名
看護師
がん放射線療法看護認定看護師 1名
  • 放射線診断・治療センター長

    本間 穣

    ほんま ゆたか

    出身大学 山口大学卒
    資格 日本医学放射線学会放射線診断専門医、日本核医学会PET核医学認定医、医学博士
  • 放射線診断部長

    竹吉 正文

    たけよし まさふみ

    出身大学 福岡大学卒
    資格 日本医学放射線学会放射線診断専門医、日本医学放射線学会研修指導医、日本インターベンショナルラジオロジー学会専門医、日本核医学会 PET研修セミナー履修医、臨床研修指導医
    所属学会 日本医学放射線学会、日本インターベンショナルラジオロジー学会、日本核医学会、日本放射線科専門医会、リザーバー研究会、European Society of Radiology(ESR)
    コメント カテーテルを使用した血管内治療(IVR(画像下治療))やCTやMRIなどの画像診断を、腹部を中心に担当いたします。救急疾患や腫瘍性病変、血管病変などの診断・治療を通して、地域医療に貢献できる様取り組んでまいります。
  • 放射線診断部長

    上野 雅子

    うえの まさこ

    出身大学 佐賀医科大学卒
    資格 日本医学放射線学会放射線診断専門医、日本医学放射線学会研修指導者、日本核医学会PET核医学認定医、検診マンモグラフィ読影認定医師(日本乳がん検診精度管理中央機構)
    所属学会 日本医学放射線学会、日本核医学会、日本磁気共鳴医学会、日本放射線科専門医会
    コメント 的確な画像診断を行い、皆様に信頼される様な放射線科医を目指しています。どうぞよろしくお願いいたします。
  • 放射線診断医長

    江本 拓也

    えもと たくや

    出身大学 山口大学卒
    資格 医学博士、日本医学放射線学会放射線診断専門医、日本医学放射線学会研修指導者、検診マンモグラフィ読影認定医師(日本乳がん検診精度管理中央機構)、肺がんCT検診認定医師(肺がんCT検診認定機構)、日本核医学会核医学専門医、日本核医学会PET核医学認定医
    所属学会 日本医学放射線学会、日本核医学学会、日本IVR学会、日本肺癌学会
  • 放射線治療医長

    中野 敬太

    なかの けいた

    出身大学 産業医科大学卒
    資格 日本医学放射線学会放射線治療専門医、日本放射線腫瘍学会専門医、肺がんCT検診認定医師(肺がんCT健診認定機構)
    所属学会 日本医学放射線学会、日本放射線腫瘍学会、日本小児放射線学会
    コメント 悪性腫瘍に対しての放射線治療を専門に診療を行っています。宜しくお願いします。
  • 田代 城主

    たしろ くにゆき

    出身大学 熊本大学卒
    資格 医学博士、日本医学放射線学会放射線診断専門医、日本核医学会核医学専門医、日本核医学会PET核医学認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医
    所属学会 日本医学放射線学会、日本核医学会、日本IVR学会
    コメント 皆さまが安心して検査を受けられるよう努力致します。どうぞ宜しくお願い致します。