社会医療法人財団 池友会 福岡和白病院
Fukuoka Wajiro Hospital

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診療科・センター

腎臓内科

慢性腎臓病の患者さま方と一緒に日夜診療に励みたいと思います。

現在、慢性の透析患者数は全国で33万人(2019年現在)を超えています。当科の治療方針の第1は慢性腎臓病(CKD)の患者さまをいかに透析に至らないように回避することだと考えています。

  • 腎臓内科医長

    松枝 修明

    まつえだ しゅうめい

    出身大学 佐賀大学卒
    資格 日本内科学会総合内科専門医
    日本腎臓学会腎臓専門医
    日本透析医学会透析専門医
    コメント 患者様と、そのご家族の目線に立って笑顔で診療を行います。時代とともに腎臓病の治療法も多種多様となってきておりますが、常に最新の知見を取り入れ患者様が最善の選択ができるよう一緒に考えていきます。

施設認定

  • 日本腎臓学会研修施設
  • 日本透析医学会専門医制度認定教育関連施設

腎臓内科の主な対象疾患

糸球体腎炎、ネフローゼ症候群

糸球体腎炎やネフローゼ症候群には、必要に応じ腎生検による診断と治療を行っています。

慢性腎臓病(CKD)、末期腎不全

慢性腎臓病(CKD)については、慢性腎不全保存期には薬物療法や生活・食事指導を行い、末期腎不全には内シャント作製から血液透析療法への導入、また外来維持血液透析も施行しています。他院で維持血液透析中に合併症を来たした場合には該当する各科に紹介していただき、主治医と連携しながら透析療法の継続を行います。また必要に応じ、持続血液浄化の他に血漿交換、免疫吸着、LCAP、その他の血液浄化療法(アフェレシス)が実施できる体制をとっています。
 

人工透析センター

実績

経皮的腎生検症例数および組織分類

  症例数
IgA腎症 3例
糖尿病性腎症 3例
微小変化群 1例
半月体形成性腎炎 1例
ANCA関連腎炎 1例
ANCA関連血管炎 1例
不明(※) 15例
合計 25例

(2019年〜2023年)

※詳細不明であったり、検体不足で結果が出ていないもの。

全透析患者数

  年末患者数 年間導入数
2018年 137 16
2019年 139 16
2020年 141 20
2021年 147 21
2022年 135 16
2023年 139 26

導入患者の主要原疾患

原疾患 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
糖尿病性腎症 9 5 10 10 13 11
慢性糸球体腎炎 3 1 1 2 0 5
腎硬化症   8 3 4 0 6
多発性嚢胞腎 1 0 0 1 0 1
慢性腎盂腎炎   0 1 0 0 1
急性進行性糸球体腎炎   0 0 0 0 0
自己免疫性疾患に伴う腎炎   1 1 0 0 0
不明 1 0 3 0 1 2

全透析患者の主要原疾患

原疾患 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
糖尿病性腎症 66 63 64 65 63 63
慢性糸球体腎炎 34 33 33 37 34 35
腎硬化症 18 23 24 24 21 25
多発性嚢胞腎 3 3 4 5 5 4
慢性腎盂腎炎 0 0 0 0 0 0
急速進行性糸球体腎炎 0 0 0 1 1 1
自己免疫性疾患に伴う腎炎 0 1 1 1 1 1
不明 3 2 2 2 3 3