施設認定
開放型病院
当院は平成13年10月に開放型病院の承認を受け、36床の開放病床を配置しております。開放型病院とは、病院の施設・設備(病床)を開放し、地域の先生方も共同で利用できる病院のことです。かかりつけの患者様の入院治療が必要となった際に、「開放型病床」に紹介していただき、かかりつけ医と病院医師が共同で診療することで質の高い医療を提供し、患者様は安心して治療に専念できます。
また、手術や検査などを共同で行うことも可能です。退院後はかかりつけの診療所へ引き続き患者さんをご紹介させて頂きます。
基幹型臨床研修病院
当院は平成15年10月に、医師法第16条に基づき厚生労働省より指定された基幹型臨床研修指定病院です。
基幹型臨床研修指定病院とは、医学部を卒業後、医師免許を取得した医師に対し、医師としての人格を涵養し、病める人を全人的に診ることが出来るように、プライマリ・ケア(病気の初期診療)の基本的な診療能力(態度、技能、知識)を身につけるための臨床研修の実施及び管理を行う病院です。
基幹型臨床研修指定病院として、臨床研修医(臨床研修中の医師)が皆様の診療に携わることがございますが、趣旨をご理解下さいますようお願い申し上げます。
当院で臨床研修を希望される学生の方へ
災害拠点病院
当院は平成18年12月に災害拠点病院の指定を受けています。
求められる機能
- 救命医療を行うための高度診療機能
- 被災地からの重症患者のヘリ等による受入機能
- 医療チームの派遣機能
- 医療設備、ヘリポート、救急車両、自己完結型で医療チームを派遣できる資機材の備蓄機能
DMAT:Disaster Medical Assistance Team(災害派遣医療チーム)
DMATとは「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けたチーム」と定義されています。医師、看護師、業務調整員(医師、看護師以外の医療職および事務職員)で構成され、大規模災害や多数傷病者が発生した事故等の現場に、急性期(概ね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。当院は、医師2名、看護師3名、業務調整員約4名で構成されています。平成26年4月には福岡県DMAT指定病院にも指定されています。
日本医療機能評価機構認定病院
- 平成21年8月に病院機能評価バージョン5.0の更新認定を受けました【2回目】
- 平成26年4月に機能種別版評価項目3rdG:Ver.1.0の更新認定を受けました。【3回目】
- 令和元年11月に機能種別版評価項目3rdG:Ver.2.0の更新認定を受けました。【4回目】
病院機能評価とは
第三者機関である公益財団法人日本医療機能評価機構による「書面審査」と「訪問審査」が行われ、病院区分ごとに求められる機能に合わせた評価がなされます。問題点の改善に努め成果を上げている病院には、認定証が発行されます。
- 患者中心の医療の推進
- 良質な医療の実践1
- 良質な医療の実践2
- 理念達成に向けた組織運営
地域医療支援病院
- 地域の医療機関の支援
詳しい検査や入院、手術などの専門的な医療が必要と判断された患者様を「かかりつけ医」からご紹介いただいて診療いたします。 - 救急医療の提供
救急車等の搬送や地域の医療機関から紹介された、入院が必要と思われる患者様を24時間受け入れています。 - 地域医療の充実化
医師や看護師、技師などの医療従事者や、ケアマネージャーや介護士などの介護従事者、救急隊の方々を対象にした研修会や勉強会を行い、共に医療の質の向上を図っています。 - 地域連携活動の実施
住民の皆様の病気の予防、健康維持を目的とし、自治体の方々、地域の企業、行政とのコミュニケーションを図りながら地域との活動に取り組んでいます。
地域がん診療連携拠点病院
地域がん診療連携拠点病院とは
全国どこでも、「質の高いがん医療」を提供することを目指して、2007年4月に施行されたがん対策基本法に基づく厚生労働大臣が指定した病院です。がんに関する診療の体制や設備、情報提供、他の医療機関との連携などについて国が定めた基準を満たしています。