社会医療法人財団 池友会 福岡和白病院
Fukuoka Wajiro Hospital

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腎・泌尿器外科

ロボット支援腹腔鏡下前立腺摘除術

泌尿器科では前立腺がん(限局性)に対する根治手術として、ロボット支援システム「ダヴィンチ Xi」による手術を開始します。

前立腺がんの低侵襲ロボット支援手術

「ダヴィンチ」サージカルシステムは、高画質で立体的な3Dハイビジョンシステムの手術画像と、人間の手の動きを正確に再現する装置です。こうした特長により、術者は鮮明な画像の下、精緻な手術を行うことができます。ダヴィンチを利用することで、ロボット支援下での前立腺摘出術には、開腹手術に比べ以下のような利点があります。
  • ● 正確な切除

    ● よりよい神経温存手術
     ・勃起機能(性機能)のより早い回復
     ・排尿機能のより高い回復率

    ● 出血の抑制

    ● 合併症のリスク低減、傷口の感染リスクの低減

    ● 入院期間の短縮

    ● カテーテル留置期間の短縮

    ● より早い回復と日常活動への復帰

  • 左:開腹手術における切開部
    右:ダヴィンチ手術における切開部

前立腺がんとは

前立腺は男性だけにある臓器で、膀胱のすぐ下、骨盤の最も深いところに位置しています。前立腺がんは、日本人男性において罹患率トップのがんです。前立腺がんの発生には男性ホルモンが関与しており、加齢によるホルモンバランスの変化が影響しているものと考えられています。

前立腺がんの症状

早期の前立腺がんには、がん特有の症状はありません。がんが進行すると、尿がでにくい、残尿感、下腹部の不快感、排尿時の痛み、尿や精液に血が混じる、などの症状がみられることがあります。

【 PSA検査値の高い方、気になる方は泌尿器科へご相談ください。】

※PSA(前立腺特異抗原)は前立腺がんを早期に発見できる血液検査です。

お問い合わせ先:
TEL 092-608-0001(代表) 泌尿器科外来まで