歩行や階段を昇るなど足の筋肉を使った際に、主にふくらはぎ(場合によってはお尻や太もも)に痛みを自覚する。ただし、休息すると症状は軽くなり、再度歩行が可能となる。
末梢動脈疾患(下肢閉塞性動脈硬化症)
末梢動脈疾患とは
動脈硬化の結果、主に下肢(足)へ血液を送る動脈が細くなったり(狭窄)詰まったり(閉塞)する病気です。
症状
間欠性跛行

壊疽(えそ)

傷がなかなか治らなかったり、黒く腐ってくる。
治療法
薬物療法
運動療法
バイパス手術
血管内治療(カテーテル治療)

カテーテルと呼ばれる専用の道具を用いて、狭窄や閉塞している血管へワイヤを通しバルーン(風船)を用いて内部から拡張することで血流を改善する。状況によりステントと呼ばれる金属の筒を血管の中へ留置する。
血管内治療(治療前)
血管内治療(カテーテル治療)
血管内治療(治療後)

当院循環器科では、上記の血管内治療を積極的に行なっている他、治りにくい傷や壊疽(えそ)した足を救うため、傷の処置を含め一括して診療を行なっています。
詳しくは【下肢救済・難治性創傷外来(足と傷の外来)】へお問い合わせ下さい。