心臓弁膜症

心臓の4つに部屋の境目には、血液の流れを整える4つの弁(扉)があります。十分に開いてきちんと閉じる、このいずれかの機能が障害されると血液の流れに滞りが生じて、心臓弁膜症を発症します。形態の異常は薬では治せません。病状が進行した場合には機能を取り戻す治療・手術が必要になることがあります。治療の適応は一定の指針(ガイドライン)が存在し、この指針に沿って治療を行います。
治療方法
- 自己弁保存/弁形成手術・・・
自分の弁を使って修復を行います。 - 人工弁置換術・・・
自分の弁を切り取って人工弁を逢着します。人工弁には機械弁と生体弁があります。 - 経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI/TAVR)・・・
大動脈弁狭窄症に対してカテーテルで人工弁を挿入します。
【 参考情報(外部サイトへ移動します) 】
- 各疾患のご案内 心臓弁膜症|日本循環器学会
- 心臓弁膜症と心臓の働き|心臓弁膜症サイト
- 2020年改訂版 弁膜症治療のガイドライン(PDF)|日本循環器学会
(日本循環器学会/日本胸部外科学会/日本血管外科学会/日本心臓血管外科学会合同ガイドライン)