社会医療法人財団 池友会 福岡和白病院
Fukuoka Wajiro Hospital

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外科

急性胆のう炎

胆のうは肝臓の下面にくっついている袋状の臓器で、肝臓で作られた胆汁という黄色い消化液を濃縮・貯蔵しておく役割を持っています。食事をとると胆のうが収縮し、胆管という管を通して胆汁が十二指腸内に送り出されます。胆石などにより胆のうの入り口/出口の流れが悪くなると、胆汁には大腸菌などの腸内細菌がいるために感染が起こって胆のうに炎症を起こすことがあります。これが急性胆のう炎です。

急性胆のう炎は放置すると胆のうが破れて腹膜炎を起こすなど、さらなる重症化のリスクがあります。このため、ガイドラインでは全身麻酔の手術を避けるべき理由がない限り、急性胆のう炎は可能な限り発症72時間以内に胆のう摘出術(腹腔鏡下胆のう摘出術)を行うことが望ましいとされています。

福岡和白病院外科・消化器外科では、夜間、休日でも緊急手術に対応できる体制をとっており、急性胆のう炎に対する早期の手術(腹腔鏡下胆のう摘出術)を積極的に行っています。手術の詳細、合併症などについては、下記の「急性胆のう炎に対する腹腔鏡下胆のう摘出術の同意書」をご参照ください。