開放型病院とは、地域医師会等と協力して、患者様中心の一貫性のある医療並びに地域の医師等の研究・研修のため、病院の施設・設備の開放と共同利用を実施することをいいます。
開放型病院になるためには、規定の条件の整備をして、都道府県知事に届出・承認を受ける必要があります。当院では、平成13年12月から開放型病院として運営されています。開放病床は36床が設置してあります。
紹介状をお持ちいただいた患者様については、特定療養費3,650円(税込)をいただきません。なお、夜間等救急の場合にも紹介状と保険証を受付にご提出下さい。
当院は平成15年10月に、医師法第16条に基づき厚生労働省より指定された基幹型臨床研修指定病院です。
基幹型臨床研修指定病院とは、医学部を卒業後、医師免許を取得した医師に対し、医師としての人格を涵養し、病める人を全人的に診ることが出来るように、プライマリ・ケア(病気の初期診療)の基本的な診療能力(態度、技能、知識)を身につけるための臨床研修の実施及び管理を行う病院です。
基幹型臨床研修指定病院として、臨床研修医(臨床研修中の医師)が皆様の診療に携わることがございますが、趣旨をご理解下さいますようお願い申し上げます。
当院では毎年初期臨床研修医、後期臨床研修医の受け入れを行っています。また病院見学(医学部学生対象)も実施しています。それぞれの詳細については、臨床研修医募集、専修医募集をご覧下さい。
災害拠点病院は、地震・津波・台風等の災害発生時に災害活動を行う病院などの後方医療機関を支援する機能を有する病院で、役割としては重症・危篤な傷病者の受入及び広域医療搬送の支援、居地災害時の医療救護班の派遣等が挙げられます。
当院は平成18年12月に災害拠点病院の指定を受けています。
DMATとは「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けたチーム」と定義されています。
医師、看護師、業務調整員(医師、看護師以外の医療職および事務職員)で構成され、大規模災害や多数傷病者が発生した事故等の現場に、急性期(概ね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。
当院は、医師3名、看護師6名、業務調整員約6名で構成されています。
平成26年4月には福岡県DMAT指定病院にも指定されています。
当院は、(財)日本医療機能評価機構の定める認定基準を達成していることが認められ、病院機能評価の認定証を受領しました。当院は平成16年4月にこの認定を受けました。
●平成21年8月に病院機能評価バージョン5.0の更新認定を受けました【2回目】
●平成26年4月に機能種別版評価項目3rdG:Ver.1.0の更新認定を受けました。【3回目】
第三者機関である公益財団法人日本医療機能評価機構による「書面審査」と「訪問審査」が行われ、病院区分ごとに求められる機能に合わせた評価がなされます。問題点の改善に努め成果を上げている病院には、認定証が発行されます。
この評価を受けることにより、改善すべき問題点など病院の現状を客観的に把握することができるため、医療の質の向上と効果的なサービスの改善につなげることができます。
当院は平成26年12月5日付けで、福岡県知事より地域医療支援病院の認定を受けました。
今後は地域医療支援病院として、その機能を十分に活かし、これまで以上に地域の医療機関との連携強化に努め、また地域の医療の資質向上を図り地域の皆様へより良い医療を提供できるよう一層の努力を続けてまいります。
地域医療支援病院とは、地域医療の第一線を担う「かかりつけ医」に対する支援を通じて地域医療の充実を図るため、その支援に必要な設備や機能を有する施設として都道府県知事より承認された病院を指します。
当院では、これまでも地域の中核病院として、地域の医療機関や介護事業所との連携を深めて来ましたが、今後はこれまで以上に地域医療を充実させ、地域に密着した病院として役割を果たしてまいります。