業務の場を総合診療救急科に隣接した1Fの広いスペースに持ち、救急活動へも迅速に対応できる体制を常時整えています。あらゆる患者さまへの「高水準の検査、診断、治療」を行えるよう、最先端の医療機器を導入し、診断、技術レベルの向上に努めています。また地域との密着性を重視しており、近隣開業医の先生方へ全装置を開放しています。快くご利用していただけるよう患者さま、先生方のご都合に合わせ、紹介患者さまの受け入れ体制を整えています。
当院では、多様化する心臓・脳・血管系疾患に、より低侵襲に対応するため平成26年4月からハイブリッド手術対応血管撮影装置(島津製作所製)が稼働しています。
このシステムを用いて、胸部・腹部大動脈瘤に対し外科手術による治療だけでなく、カテーテルを用いたステントグラフト治療も行っています。この方法では胸部や腹部を切開することなく治療が行え、患者様の侵襲を最小限に抑えることが可能です。
また、カテーテル治療による大動脈弁置換術(TAVI)を行うのを目的に現在、施設認定取得の申請中です。
脳・心臓から四肢にいたるまで、全身の血管を細部までくまなく描出することを可能とした装置です。また、描出だけに留まらず脳血管障害、心筋梗塞ならびに交通外傷等に対する最先端「血管治療」にも威力を発揮します。
心臓用 2台
頭部用 1台
腹部・下肢 1台
IMRT(強度変調放射線治療)
IGRT(画像誘導放射線治療)
治療計画CT同室の放射線治療機器
リニアックで利用する放射線は、直線上の電磁場内において電子を加速させ、それを金属にぶつけることによって生み出される高エネルギー放射線を使用します。当院のリニアックでは病気の種類や場所(深さ)によってエネルギー強度を任意に変更できエックス線、電子線などの放射線を使い分けることで適切な治療が行えます。
高度医療を行う上で、欠かすことのできない画像診断装置となった現在。世界最高レベルの320列,80列の装備の装置を2機導入。通常診療から救急疾患にいたるまで「早期確定診断」に威力を発揮します。
最新・高水準3テスラ,1.5テスラの装置を3機導入し、24時間いつでもあらゆる部位の検査を可能とします。最新システムにより、全身の各臓器・血管形態はもとより、心臓、心血管に対しても非侵襲的に描出することを可能としています。
あらゆる臓器の検査が可能です。特に脳・心臓疾患の診断に威力を発揮します。
RIとは、放射線(γ線)をある一定期間放射し続ける物質のことで、検査に応じた薬品をこれと結合させ、体内に投与します。体内で特異的に集まったRIから、特殊な検出装置を用いて微量放射線を検出し、画像化します。
マンモグラフィーでしか写らない小さな石灰化を吸引して、検査に必要な組織をとります。細かく検査するので、正確な診断ができます。小さな傷(5mm程度)で検査ができ、乳房の痛みや変形を最小限に抑えます。
乳房専用の撮影装置です。触っても判らないような早期の小さな乳がんや、しこり(腫瘤)を作らない乳がんを発見することができます。撮影時間は約15分程度で終了します。