

循環器内科との連係で、1989年(昭和63年)の心臓血管外科開設以来、平成20年6月まで1100例を越える心臓及び胸部大血管手術を行ってきました。内訳は、虚血性心疾患手術(冠動脈バイパス手術ほか)が約52%、弁膜症手術(弁置換術、弁形成術ほか)が約23%、胸部大動脈疾患手術が約21%です。 心臓及び胸部大血管手術以外では、腹部大動脈以下の末梢血管の手術(腹部大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症ほかの治療)、重症心不全に対する補助人工心臓による治療等も施行しております。また、平成20年から下肢静脈瘤に対するレーザー治療を開始し、積算138症例を超えました。平成23年10月からは、心臓・脳・血管センター(HNVC)を始動し、さらなる飛躍をめざします。




| 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | |
|---|---|---|---|---|
| 冠動脈バイバス | 45 | 36 | 39 | 41 |
| (心拍動下CABG) | (30) | (20) | (15) | (7) |
| (onpump) | (15) | (16) | (24) | (34) |
| 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | |
|---|---|---|---|---|
| CABG+弁膜症 | 7 | 6 | 7 | 10 |
| CABG+大血管 | 2 | 0 | 1 | 1 |
| CABG+その他 | 1 | 0 | 2 | 0 |
| CABG+大血管+弁膜症 | 3 | 0 | 0 | 0 |
| 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | |
|---|---|---|---|---|
| 弁膜症単独 | 33 | 23 | 31 | 24 |
| (弁置換術) | (10) | (13) | (16) | (14) |
| (弁形成術) | (12) | (6) | (9) | (6) |
| (弁置換術+弁形成術) | (11) | (4) | (6) | (4) |
| 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | |
|---|---|---|---|---|
| 弁膜症+大血管手術 | 2 | 1 | 1 | 3 |
| 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | |
|---|---|---|---|---|
| その他の開心術 | 6 | 8 | 15 | 9 |
| 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | |
|---|---|---|---|---|
| 大血管手術 | 15 | 24 | 10 | 36 |
| 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | |
|---|---|---|---|---|
| 腹部大動脈置換術 | 16 | 22 | 17 | |
| (ステント) | (0) | (1) | (3) |
| 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | |
|---|---|---|---|---|
| 末梢血管術 | 18 | 21 | 18 |
| 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | |
|---|---|---|---|---|
| 下肢静脈瘤総数 | 52 | 67 | 69 | 163 |
| (レーザーのみ) | (39) | (5) | (0) | (0) |
| (レーザー+硬化療法) | (10) | (44) | (41) | (85) |
| (硬化療法のみ) | (2) | (16) | (18) | (28) |
| (その他) | (1) | (2) | (10) | (50) |
静脈内にある逆流を防ぐ弁が壊れ、足の血液が停滞して溜り、足の静脈血管が浮き出てきて目立つようになった症状のことです。そのまま放っておくと、足のだるさやむくみ、かゆみや湿疹となり、最終的には出血、潰瘍にまで発展する事があります。


平成21年9月30日読売新聞に”働きながら治療も下肢静脈瘤日帰りレーザー治療”が掲載されました
詳しくはこちら
平成21年2月26日読売新聞に”女性にやさしいレーザー治療”が掲載されました
詳しくはこちら
悪くなっている静脈に細いレーザーファイバーを挿入し、静脈の内側をレーザーで焼き、閉鎖させてしまう治療です。レーザーで焼かれた静脈は血の塊(血栓)でふさがり血液が流れなくなり、その後数ヶ月かけて線維化していきストリッピング手術とほぼ同じ効果が得られます。静脈麻酔なので体への負担は軽く、傷跡は目立たず、またストリッピング手術と違って静脈は取り出しませんので出血の危険性もほとんどありません。
手術療法と比較して、レーザー治療によるメリットは、
などが挙げられます。
当院では、患者様の希望や静脈瘤の状態に合わせて、適切な治療を組み合わせて行うことが可能です。
| 麻酔の方法 | 入院の必要性 | 術後の傷跡 | 術後の痛み | 再発率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 圧迫療法 | 不要 | 不要 | なし | なし | 現状維持が目的の為 治るわけではありません |
| 硬化療法 | なし | 不要 | なし | 少しはある | 高い |
| ストリッピング治療 | 全身または腰椎麻酔 | 1週間程度 | 数カ所残る | ある | 低い |
| 切離療法 | 局所麻酔 | 不要 | 残る | ある | 高い |
| レーザー治療 | 静脈麻酔+局所麻酔 | 不要 | ほとんど残らない | 少しはある | 低い |
診察は完全予約制です
診察・検査がスムーズに行えるよう、予約制をとっています。
月~土(日・祝祭日を除く)13:00~16:00で、お電話で予約を取ってくださる様お願い致します。
(代表)TEL 092-608-0001
※下肢静脈瘤の診察希望とおっしゃって下さい。担当の者が対応致します。
毎週火曜日の午後
当日は、診療・問診などを行った後、血液検査・超音波(エコー)検査などを行い、主治医より治療法などの説明があります。
毎週水曜日の午後
治療当日は、エコー検査などを行い、処置を施します。静脈麻酔により、眠っている間に治療は終わります。術後は1時間程度休息をとっていただき帰宅となります(来院から4時間程度)。当日の入浴はできませんが、翌日より入浴も日常生活も通常どおり行えます。
保険診療
レーザー治療は保険診療となります。
治療はほとんどのケースで可能です。専門医が診察し適切な治療を行います。
入院の必要はありません。レーザー治療は日帰りで行えます。来院から帰宅まで約4時間程度です。
1998年、スペインの医師が初めて行いました。今ではアメリカやヨーロッパ、アジアの国々で広く行われています。レーザー治療は安全ですが、経験と知識が必要です。当院ではベテランの血管外科医が治療を行います。
必要があれば、両足同時に治療する事ができます。