

日本人女性の乳癌が増加を続けています。罹患率では胃癌を抜いて1位、30歳から65歳の年齢層では死亡率でも1位です。
福岡和白病院は平成17年5月に日本乳癌学会専門医制度の認定施設に指定されました。福岡和白病院乳腺チームは今後ますます早期発見・早期治療に力を入れたいと思います。




和白病院は平成16年4月乳腺外科を創設しました。 (担当:古賀淳、乳腺外科センター長、日本乳癌学会専門医、日本乳癌検診学会評議員・マンモグラフィA判定) また、平成20年1月からは久保田博文乳腺外科部長(日本乳癌学会専門医・評議員、日本乳癌検診学会、マンモグラフィ・乳腺超音波診断A判定)を迎えました。
和白病院乳腺外科は東区はじめ福岡東北部の市町村をあわせた広い地域からの多くの患者様の診断と治療を担当し、よい評価をいただいています。和白病院乳腺外科の診療実績をご覧ください。
今日、乳がんは罹患率では胃癌を抜いて第一位となりました。日本女性の約20人に1人が生涯の間に乳がんにかかるといわれています。亡くなる方も年々増加し、女性の壮年層(30~64歳)のがん死亡原因の一位はやはり乳がんです。
1. 食生活の欧米化に伴う日本人女性の内分泌環境、成長の変化
(早い初潮と遅い閉経、早い成長と体格の向上)
2. 社会環境の変化に伴う結婚、出産などの生理的因子の変化
(未婚の増加、結婚年齢・初産年齢の高齢化、少子化)
3. ライフスタイルの変化に伴う閉経後の肥満の増加
(高脂肪、動物性蛋白の過剰摂取と運動不足)
日本人女性の上記のような傾向が、乳がんの増加にかかわっていると考えられています。
一時予防(乳癌にかからなくすること)は難しく、二次予防すなわち早期発見がもっとも大切といわれています。早期発見のためには自己検診が勧められますが、手で触れないような、より早期の乳がんを発見するためにはマンモグラフィを併用する乳がん検診が必要です。また、日本人の乳癌が40歳代の後半に最も多いことから、乳腺実質が多い40歳代の検診に超音波も併用することが多くなりました。
まず問診カードに症状や生活歴を記載していただいた後、検査着に着替えて頂きます。次に専門医による診察とマンモグラフィ、超音波検査を受けていただきます。触診・マンモグラフィ・超音波の所見を総合し、診断をいたします。新患の場合は、待ち時間が長くなり結果を後日ご説明しなければならないことがあります。ご了承ください。病院での検査と治療の流れをご参照ください。
毎月第1木曜日に乳腺外科に携わる医師・看護師・薬剤師・放射線技師・検査技師・理学療法士・栄養師・外来クラーク・研修医などが一同に会し勉強会を行っています。